家や土地を売るなら、誰もが「少しでも高く家や土地を売りたい」と思うもの。
この記事では家や土地を高く売るための3つのテクニックをお伝えします。
1)査定額を比較する
「不動産売却は不動産屋選びが9割」と言われているぐらい、家や土地を高く売るには不動産屋選びが重要になってきます。
なぜなら物件条件によって不動産屋にも得意ジャンルと苦手ジャンルがあり、査定基準が数%違うだけで、査定額は数百万円も変わってくるからです。
家や土地を高く売るためには、できる限り多くの不動産屋に査定してもらい、「査定額」と「売却力」を比較しながら頼れる不動産屋を選んでいく必要があります。
ただ仕事・子育て・家事などで忙しい毎日を送っている中、不動産屋一社一社に問い合わせて相談するのは手間がかかります。
そこで活用したいのが「不動産一括査定サイト」です。
たった一度のWEB入力で、厳選された不動産屋の中から最大6社まで査定額をまとめて取り寄せることができるので、簡単に「査定額」と「不動産屋」を比較できます。
ちなみに我が家は「HOME4U」という不動産一括査定サイトを利用しました。
HOME4Uなら
- 日本最高クラスのセキュリティシステムを構築してきたNTTデータグループの運営なので、安心して利用できる
- 国内初の不動産一括査定サービスで、運用歴が長い
- 50万件を超える膨大な売却査定データを活用して、その不動産タイプの売却が得意な不動産屋を選出
- 築年数が古い家であっても、リフォームや外壁塗装など加点できる部分を見つけ出し、限界まで高値で売れるサポートをしてくれる
ので安心して利用できました。
結果、我が家の場合は不動産屋によって査定額が480万円も違いました。
2)信頼できる不動産屋を選ぶ
査定額が揃ったら、売却を任せる不動産屋を選んでいきます。
この時「査定額が高かったから」や「有名だから」という理由で不動産屋を選ぶのは危険です。
以下の3つをきちんと比較しながら絞り込んでいってください。
1)査定額の「根拠」をきちんと説明できるか
それぞれの不動産屋に「どうしてこの査定額になったのか」査定の根拠を聞いてみてください。
プラスの評価ポイント、マイナスの評価ポイント、周辺の事例なども交えながら説明してくれる不動産屋は信頼性が高いと言えます。
逆に、高い査定額を提示しているものの曖昧な根拠しか出してこない不動産屋であれば、契約を取り付けたいがために査定額を他社よりも高めに出してきているだけかもしれません。
このような場合、実際に売りに出す時には査定額よりも安い価格設定を提案される恐れもあるので、根拠を明確に説明してくれる不動産屋を選んでおく方が賢明です。
2)類似物件の売買実績があるか
それぞれの不動産屋に、あなたが売ろうとしている物件(一戸建て/土地/マンション)およびエリアでの売買実績がどれくらいあるのかを聞いてみてください。
例えば「品川の一戸建て」を売りたいのであれば、直近2年くらいの品川区の一戸建ての売買件数を教えてもらいます。
売買件数が多い不動産屋の方が頼りになりますよね。
もしかしたら「地域密着の不動産屋さん」の方が大手不動産会社よりも実績があるかもしれません。
実績はその不動産屋の「買い手を見つける力」に相当します。
大手か中小かで選ぶのではなく、実績をきちんと見るようにしてください。
3)売却にかかる税金に詳しいか
家の売却にあたっては様々な税金が絡んできます。
そこで自社ホームページやパンフレットを通じて、税金について詳しい情報を提供しているかも大切な比較ポイントです。
要件を満たせば控除を受けられる税目もあるので、知っているか知らないかで資金計画が大きく変わってきます。
3)内見・内覧で買主の心を掴む
実際に家の売り出しが始まったら「内見」または「内覧」とよばれる家のお披露目会があります。
内見・内覧で買主の心をガシッと掴むことができれば、希望価格で売却できる可能性が高まります。
「人は見た目が9割」という言葉がありますが、これは家も同じ。
内見・内覧では第一印象がとても大切です。
- きちんと掃除をしておく
- 部屋が明るく見える時間帯に訪問してもらえるよう交渉してみる
- 買い手が見学しやすいよう少人数で対応する
など明るく気持ちの良い最高の状態で家を見学してもらえるように準備をしておきましょう。
家や土地を高く売るためのまとめ
以上、家を高く売るための3つのテクニックを紹介してきました。
- 不動産一括査定サイトを活用する
- 信頼できる不動産屋を選ぶ(査定額の根拠/売買実績/税金の知識)
- 内見・内覧のための事前準備
ぜひ参考にしていただき、家を高く売ってください。