「早く」家や土地を売却したい方におすすめの方法が、不動産買取です。
この記事では、不動産を買取してもらう場合のメリット・デメリットをお伝えします。
不動産買取のデメリットは高くは売却できないこと
不動産買取業者(不動産屋)はあなたの物件を購入後、リフォームを行い商品として販売します。
そのため「あなたの売却金額=買取業者の仕入れ金額」となるので、買取金額はなるべく安く収めたいという心理が働きます。
業界では、買取額は仲介での売却額の約7割ほどと言われています。
不動産買取の最大のメリットは「早く」売却できること
メリット1)早く売却できる
一方で、買取は「早く」売却したい場合にもっとも有効な手段となります。
不動産屋に仲介を依頼する場合はイチから買い手を探す必要がありますが、買取の場合は買い手を探す必要がありません。
そのため売却活動そのものは早く進むので短期間で売却することができ、その分現金を早く得ることも可能です。
物件に売買価値があれば売却はほぼ可能と考えて良いので、売却までのスピードは平均して数日~数週間程度という短期間で決着します。
メリット2)仲介手数料を支払わなくていい
不動産屋へ仲介を依頼すると、仲介手数料(売却価格の3%+6万円に消費税)が発生します。
例えば2,500万円で売却した場合、仲介手数料として81万円+消費税を支払わなければなりません。
しかし買取の場合は不動産買取業者へ直接売却を行うため、このような仲介手数料の支払いは不要です。
メリット3)プライバシーが守られる
不動産買取を検討される方は、失業や離婚などデリケートな理由から売却を急いでいるケースが多いです。
中には、自宅を売りに出していることを知られたくないという方もいます。
仲介の場合は売却のために広告を打たなければならないので、多くの人に物件の売却を知られてしまいます。
その点、業者との直接取引になる買取は宣伝を必要としないため、近所や世間に自宅を売りに出していることを知られるリスクが軽減されます。
メリット4)瑕疵担保責任を負わなくていい
不動産を売却した後に欠陥が見つかった場合、売主がその欠陥を修復する義務があります。
これを「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」と言います。
仲介の場合、この瑕疵担保責任を売主が負わなければなりません。
しかし買取の場合、基本的に瑕疵担保責任を負わなくて済みます。
少しでも高く買ってくれる不動産買取業者を探そう
早く売れることが買取のメリットとはいえ、やはり高く売れるに越したことはないですよね。
そのため少しでもあなたの家の価値を見い出し、高い値段をつけてくれる買取業者(不動産屋)を探す必要があります。
そこでご紹介したいのが無料で利用できる不動産一括査定サイトです。
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約1分ほどのWeb入力をするだけで、効率よく買取業者を選べるとともに、物件を安売りせずに済むので試してみて損はないです。